超音波療法とは
超音波とは一言でいうと「人には聞こえない音」のことを指します。
人の聞こえる範囲を超える非常に高い音を超音波と言います。
これを身体にあてることで、音の振動を利用し、血行が良くなったり、炎症を改善したりといった効果があります。
そのため、腰、膝、肩等の慢性期の痛みだけでなく、ケガ等の急性期の治療が可能です。
スポーツ中における打撲や捻挫、骨折や脱臼などのケガにも対応することができます。
また、多くのプロスポーツ選手がパフォーマンス後のケア等に使用しています。
主な対象疾患
超音波療法は、以下の疾患や症状に対して効果があるとされています。
1. スポーツ障害
- 腱鞘炎
- ばね指
- テニス肘
- 野球肩
- 手根管症候群
- ランナー膝
- オスグッド
2. 関節や筋の障害
- 関節周囲炎
- 関節拘縮
- リウマチ
3. 外傷やケガ
- 捻挫
- 骨折熱傷
- 外傷後の皮膚異常
- 靭帯損傷
4. その他
- 五十肩
- 浮腫
注意点
超音波療法は安全性が高いですが、以下のような場合には使用することはできません。
- 妊娠中
- 悪性腫瘍の部位
- ペースメーカーをつけている方
- 感染症のある部位
その他
超音波療法は、理学療法の中でも特に即効性と効果の高さが評価される治療法の一つです。
適切な診断と使用方法に基づき、多くの患者の機能回復うあ症状軽減に役立っています。
当院では、多くのアスリートでも愛用されている「超音波治療器フィジオソノ」を使用しての治療を提供しております。